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2012年10月 8日 (月)

M4用のシャツを作ってみた4

前回記事のAsh君が、ズボンが欲しいとのことでしたので・・。

スラックスもMD2で作ってみました。
これも公式チュートリアルにあります。
リアルに割りと忠実な作りで、ポケットとか、ジッパーなども付けます。
Poserに持っていくつもりなので、少し簡略な形にしています。

201210081

MD2では、当然ですが、シャツとスラックスを同時にシミュレーションできます。
その際、シャツとスラックスの重なりはレイヤー設定でコントロールできます。
こんな感じになります。

201210082

さて、スラックスをPoserに持っていったのですが、なかなか難しい面がありました。
それはポケットとジッパーのところ、つまり、面が重なっているところです。

Poserのクロスシミュレーションでは、重なっているところが、簡単に破けてしまいます。
このあたり、なんとかならないかなあ・・。
仕方がないので、ポケット類は、はずしてシミュレーションしました。

また、Poserでシャツとスラックスをシミュレーションするには、少し工夫が必要でした。
Poserでは、クロスシミュレーションは、1オブジェクト単位になるからです。

しばし、Poserパーフェクトブックを読んで、気が付いたのが、シミュレーション結果をモーフターゲットにする方法です。

これには、まず、スラックスのみでシミュレーションを行います。

201210083

この結果をモーフターゲットに登録して、スラックスを小道具ライブラリに保存します。

次にシャツのシミュレーションでは、M4にスラックスとシャツをセットします。
そして、衝突対象にM4とスラックスを追加します。
そこで、例えば、15秒後にポーズを付けた場合、その時点でスラックスのモーフを1に設定します。
アニメの動きに対して、モーフの動きは直線的なので、うまくいかないケースも多いかと思いますが、今回は、単純なポーズでしたので、なんとかうまくいきました。

201210084

最後に、Ash君でテストレンダをしました。
これでズボンが履けました。
しかし、靴を履いてない・・。(靴はまた、難しそうです。

201210085

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コメント

いつも興味深く、拝見させていただいてます。
 さて、クロス・シミュレーションですが。ここ数年使ってませんが~以前使っていたときの記憶では。
 重ね着の場合は複数のSimデータを作って、下に着ている物から順にシミュレーションを計算させれば、小道具化しなくても出来るはずですよ。
 この例の場合、スラックスを「Sim_1」、シャツを「Sim_2」として、スラックスをシャツの衝突対象にしておきます。で、「Sim_1」を計算後に「Sim_2」を計算させれば、DC の重ね着が出来るはずです。

基上さん、おはようございます。^^
あ、やはりそうなんですか。(汗
できそうな気がしていたんですが、布化の指定が、複数できないので、だめなのかと思っていました。
ありがとうございます。やってみます。^^

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