modoで差分モーフを作る
modoを使って、Poser用の差分モーフを作成する方法をメモしておきます。
例として、V4の笑顔モーフの差分を作成します。
なお、modoは、使い慣れたmodo401を使用しています。
まず、Poserで、V4のHeadのみをエクスポートします。
次に修正する笑顔のHeadをエクスポートします。
これは、V4にMayukaおよびMayukaEXをインジェクションし、表情データを適用したものです。
つまり、DAZ製および、自前のモーフターゲットを多数加算した状態です。
上の2つのobjをmodoに読み込ませ、1つのシーンにして、わかりやすく名前を変更しておきます。
modoのモーフマップを作成します。
リストの新規マップをクリックしてdefaultの頂点マップを作成します。
頂点マップの種類は、「相対モーフマップ」です。
次に、もう一つモーフマップを作成し、「MayukaEX laugh」と名前をつけました。
modo上の背景マップから、頂点マップを作成します。
defaultを前景、笑顔を背景にして、メニュー 「頂点マップ>背景モーフ」をクリックします。
「背景からモーフ作成」のダイアログが開きますので、OKします。
これで、modo上にモーフマップが作成されました。
そこで、新たに修正用モーフマップを作成し、先ほどの笑顔のモーフマップをコピします。
まずは、コピーです。
次に貼り付けします。
修正用モーフマップに対して、笑顔を修正します。
口周りを少し修正しましたが、わかりやすくするため、ついでに耳を伸ばしておきました。
このモーフマップは、「MayukaEX laugh」に今回修正したモーフが加算された状態です。
そこで、「MayukaEX laugh」を減算します。
メニュー「頂点マップ>モーフの適用」をクリックします。
モーフの適用で、「MayukaEX laugh」を-100%にして、OKします。
この操作で、差分モーフマップができました。
modo上で完結できるところがいいですね。
同じ方法で、Poserでポーズをつけた状態でのモーフ作成も、一応、可能です。
ポーズをつけた状態をmodo上のモーフターゲットとして、減算するという方法です。(厳密には、ポーズとモーフターゲットは異なるのですが・・・)
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ポーズをつけた状態でモーフを作るなら、
ZBrush をおすすめしますw
(ダズスタからも Poser からも作れると思います)
極めてシンプルに作成できるので、
頭を使う必要がないと思いますw
…こばさん、なかなか買わないけどねw
Ptex ですが、
UV なしでテクスチャを作成する方法の1つです。
(ポリゴン単位で画像を作る感じです)
解像度も任意で変更できますので、
かなり細かい部分からおおざっぱな物までw
作成できます。
Ptex でテクスチャを細かく作っておいて、
この前の動画のようにベイクすることで、
任意のサイズのテクスチャとして書き出せると思います。
使用する場合、パソコンの性能も問題になってくるかもしれませんが…
投稿: なまもの | 2013年5月 5日 (日) 19:51
なまものさん、こんにちは。
PoserやDAZ Studioと連携してモーフを作るなら、専用のプラグインがあるZbrushが確かにいいですよね・・・。
もっと安い時に買っておけばよかったzbrush。
PtexについてはUVが関係ないのは、いいですよね。作成過程でどうしてもUV変えたくなる場合がよくあります。今度試してみます。
投稿: kobamax(管理人) | 2013年5月 5日 (日) 20:19