ウェイトマップフィギュア用ドレスの作成1
現在作成している、ウェイトマップフィギュア用のドレス作成について、メモしておきます。
用意したオブジェクトは、前回記事のワンピです。
これを某フィギュア用にフィギュア化します。
このドレスは、以前のようにモデラー側でパーツ分けをしていません。
ポリゴングループを作成しておいてもよいのですが、今回はPoserPro2014で自動的に行います。
また、エクストラ・ボーン用のポインタを追加してあります。
セットアップ・ルームに移動します。
読み込んだオブジェクトにライブラリのベースフィギュアをドラッグ・アンド・ドロップします。
TransferFigureが開きますので、ドレスに必要なボーンにチェックを入れます。
今回のドレスは、肩までしかないので、一つ下の腕までボーンをつけます。
ドレスの裾は、これまでどおり6本のエキストラ・ボーンでコントロールします。
この某フィギュアは、hipの配下にPelvisが存在しますが、一応Pelvisまでボーンを追加しておきます。
Auto groupにチェックを入れて、ポリゴングループを自動的に作ります。
処理が終わったら、ポリゴングループエディタで修正を行います。
このように、hipの下がすべてpelvisグループとなっています。
このグループをポインタを除き、hipにAdd(追加)します。
つまり、pelvisは、ボーンは存在しますが、ポリゴングループはない状態になります。
その他、不要なグループを削除したりして、調整します。
6本のエクストラ・ボーンはこれまで通り、hipの配下に追加します。
各ボーンについて位置、長さ、回転などを調整します。
右半分だけ調整して、フィギュアのシンメトリー機能で左半分に反映させるとよいです。
ここで、気がついたのですが、この某フィギュアの場合、フィギュア・シンメトリー機能を使うと、左肩のボーンの位置がずれてしまうようです。
問題はなさそうなのですが、ベースフィギュアにコンフォームした状態で行うと、おかしくなりません。
各エクストラ・ボーンの調整を行います。
これまでと同様、まずSphere Zoneを追加して、球状影響範囲を設定していきます。
調整が終わりましたら、Merge Zones to Weight Mapで、ウェイト・マップに変換します。
ちなみに、ポリゴングループのないpelvisですが、このようにちゃんと動作します。
エクストラボーンの追加と調整まで、完了しました。つづく・・・
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コメント
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財布 miu miu
投稿: miu miu がま口 | 2013年8月12日 (月) 16:02