Zbrushを使って服を作る その14
久しぶりにZbrushについての記事です。
FBMを作ったら、各種ポーズをつけてみて、服の破けがないかチェックをして、手直しをしていくのですが、これがなかなか大変な作業です。
破けを補正するモーフを新規に作成する場合は、まだ楽なのですが、FBM自体の修正は、FBM削除→モーフ修正→再作成となり、かなり面倒でした。
今回は、その作業をDAZ Studio とZbrushで行います。
今回は、Gia6 とパジャマのズボンで行いました。
Gensis2 FemaleにGia6のFBMを適用し、パジャマを着用します。
Gia6付属のポーズをつけた時に、パジャマの大腿部内側が破けてしまっています。
これを修正します。
Genesis2とズボンを選択しておいて、Send to Zbrushをクリックします。
表示されるダイアログでは、両方のオプションにチェックを入れます。
ポーズとFBMなどのモーフが適用された状態で、sendされます。
Zbrushが自動的に起動します。
ZbrushのToolに送られた内容が表示されるので、Zbrushに表示します。
うまくGenesis2とズボンが表示されていますが、ズボンだけになったりすることもあります。
ここは、いろいろ調べているのですが、なぜそうなるか、いまだによくわかりません。
うまくいかなかった時は、ZbrushのGozのキャッシュクリアしてやり直しとかしています。
この例では、Zbrushのブラシで、やさしく撫でて、破けを修正し、Gozをクリックします。
破けの修正は、なかなか簡単です。
自動的にDAZ Studioにダイアログが表示されます。
ここでは、以下のように修正入力します。
Create Morphにチェック
Name:Gia6のFBM名に修正
Reverse Defomations:yes
Preserve Exsisting Deltas:yes
Overwrite Exsisting:Deltas Only
これで、うまくFBMを修正することができました。
ポーズをつけて、モーフを適用した状態でも、モーフを修正できるのは、大変便利です。
なかなか効率的に作業をすることができますね~。
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コメント
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ソフトごとにボーンウェイトの影響が異なるでしょうから、
ポーズを付けた状態のモーフが出来るのが便利ですね。
う〜ん、乳姉妹計画がなつかしい今日この頃ですw
今からでも遅くはない?w
投稿: 夏の訪問者 | 2014年8月20日 (水) 04:34
夏の訪問者さん、こんにちは~。
モーフの作成と修正は、モーフの数が多いだけに、複数ソフトをいったりきたりする作業量も多いです。また、破れの修正もPoserのマグネットに比べて簡単なんですね。
乳姉妹計画・・・・なつかしいですね。
Mikiで作ってたように思いますが、今度は新フィギュアで、ちいちゃんとゆきぴょん?
投稿: kobamax(管理人) | 2014年8月20日 (水) 10:15