Zbrushを使って服を作る その8
Zbrushを使って(一部ですが)Genesis2用の服を作りましたので、今回は、Poserに持ち込んでみました。
Poser側には、DSON_Importer_for_Poser をインストールしておきます。
それと、外部Runtimeとして、My DAZ 3D Library を登録しておきます。
DAZ側では、使用するGenesis2および髪など、それぞれのPoser Companion Files をインストールしておきます。
DAZなどで購入した服には、Poser Companion Files が付属していますが、自作の服では、それを作成する必要があります。
作り方は、シンプルで、作成したい服のフォルダを開いて、Content Library の context menuで、Create Poser Companion Files… をクリックするだけです。
この操作で、通常、My DAZ3D Library のRuntime/Libraryに、DSON Conversionsフォルダおよび、Poser Companion Files が作成されます。
実は、これがなかなかうまくいかなくて、悪戦苦闘しました。
DAZ Studioでのサポートアセットの格納場所や、メタデータがうまくできてないと、エラーが表示されたりします。
詳しくは、操・活・解さんの「Poser Companionファイルを作る」を見ていただくのが良いかと思います。
DAZのドキュメントは、こちらです。
とりあえず、服作成でデータ保存に関する手順を、備忘録として、簡単にまとめておきます。
1.服のオブジェクトをインポートしてフィギュア化する。
2.My DAZ3D Library に作りたい商品名のフォルダを作成する。
3.フィギュア化したら、Support Assetをセーブする。
この時、data配下に、作者名や商品名のフォルダができるので、指定しておく。
4.メタデータを整備する。
メタデータのカテゴリ・アイテムタイプなどにより、Poserに必要なファイルを自動作成するとのことです。Poserファイルの種類を、手動指定することもできる。
5.Create Poser Companion Files を実行する。
Poserを起動して、ランタイムMy DAZ 3D Library の DSON Conversions で、Genesis2および服をロードしました。
その後、通常どおりConformします。
DAZ StudioにGenesis2用モーフやV6などがインストールされていますので、Poserでもそれらが使用可能です。
ただし、V6モーフを1に設定すると、そのままでは、服は追随してくれません。
メニューのScripts>DSON Support>Transfer Active Morphsをクリックすると、対応モーフが自動的に作られます。
このように、うまくV6に服がフィットしました。
自動作成なので、少しよれよれなのは、仕方ありません。
私のGenesis2キャラのMayuka for Genesis2も、DSON_ImporterでPoserに持ってきました。
残念なことに、テクスチャーは、V4 Skins Auto Converter for Genesis 2 Female(s)を使用しているためか、Poserに持ち込めませんでした。
このため、Genesis2デフォルトテクスチャーを使用しています。
Poserでテストレンダしましたが、Genesis2、結構使えそうです。
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