Poser11 Superfly のテスト(HDRI)
GeForce GTX 960を購入したので、Superflyのレンダリングをテストしてみました。
レンダリングするイメージは、前回の学校制服のイメージで解像度は1000pix×1000pixです。
以前の記事に書いた、EnvSphereにPoser標準添付のHDRVFX_pond_01_v_002.hdrを貼りつけて、ライトなしでHDRIを使っています。
最初に、CPUレンダリングです。
当方のCPUは、懐かしのAMD Phenom Ⅱ X4 940です。
ちなみに、Geekbench3のスコアは、Multi-Core 5463です。
CPU Very Fast Preview レンダリング時間:25秒
CPU Midium Quality レンダリング時間:256秒(4分)
CPU High Quality レンダリング時間:2058秒(約34分)
この設定でも、ざらつきが収まらないので、使えないですね。
そこで、ざらつきを抑えるため、サンプル数を上げるんですが、プリセットをさらに上げると、いつ終わるか予想がつかないくらい遅いです。
このため、Default設定をベースにして、ピクセルサンプルだけ35に上げてみました。
ピクセルサンプル35というのは、Urtra Qualityの設定値です。
CPU Default ピクセルサンプル35 レンダリング時間:7760s(129分)
きれいなレンダリングになりましたが、この解像度で129分はきついですね。
CPUレンダリングでは、ざらつきを抑える効果もあるBranched Path Tracingを使用しています。このため、ピクセルサンプルが少ない値でもざらつきが少ないようです。
この設定をGeForce GTX960でやってみました。
前のGTX750Tiでは、Branched Path Tracingにチェックを入れると、レンダリングできなかったのですが、GTX960では使用できました。
レンダリング時間は、4875s(81分)で、かなり早くなりました。
最近の8コアCPUを使うと、劇的に早くなるんでしょうね・・・・。
次にGPUレンダリングしてみました。
プリセットのGPUレンダリングは、基本的にBranched Path Tracing を使用しない設定になってます。
GPU High Quality レンダリング時間:341s(5分)
GPU Extreme High Quality レンダリング時間:1444s(24分)Causticsの設定なし
この設定では、ピクセルサンプルが50になってます。
先ほどのCPU Default ピクセルサンプル35 に比べると、若干ざらつきがありますが、レンダリング時間を考えると、まあ使えるレベルかも・・・。
ざらつきを抑えてレンダリング時間は早くするために、こんな設定してみました。
GPU Mideum Quality ピクセルサンプル70 レンダリング時間:1380s(23分)
QualityをMediumに落としてるんですが、あまり変わらない気が・・・。
ざらつきを抑えてレンダリング時間も節約できたような・・・。
用途に応じて、うまく設定を使い分けするとよいですね。
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