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2016年7月13日 (水)

セカンドライフ用の服をつくる その6

セカンドライフの記事です。
悩ましい服の裏地に関して、こんな方法がありますので、メモしておきます。

201607131
 
これは、セカンドライフ標準でついてるジーンズのワイヤーフレーム画像です。
この服では、裏地は足首上で一点に収束されています。
いわば、オブジェクトを袋状にして、裏が見えないようにしてるわけですね。
このやり方は、オンラインゲームにおいて、よく見られる方法です。

201607132

ということで、この方法をやってみました。
今度は、V4CNdressを作ってみます。
 
201607133
 
Avastarでリグを入れて、Solidifyモディファイアで服に厚みをつけます。
以前の記事と同様、あらかじめLinerとRimという2つのマテリアルを追加しておきます。
Solidifyの設定で、Material indexを1、Rim2にして、Applyします。
 
201607134
 
裏地がついたら、マテリアル画面に移動し、Linerを選択して、SelectメニューのLessで、選択範囲を縮小します。
 
201607135
 
適当なところで、Deleteキーを押して、裏地を削除したところです。
その後、頂点選択モードに変更して、Altキーを押しながら、削除した最後のエッジをループ選択します。
ここで、点ではなく辺をクリックすることが、重要です。(なかなか気づかず、苦労しました。笑)
ぐるっと円を選択できたら、AlT+Mキーを押して、At Centerで頂点を中心に集約します。
 
201607136
 
こんな感じで袋状になりました。
ちなみに、集約した点のウェイトは、この場合だと、Pelvis100%に修正しときました。
同様の操作を服の開口部、すなわち、袖と首に行えば、完全袋状になります。
これで、裏地による服の破けを極力減らすとともに、服の裏地が透明になる心配がなくなります。
 
201607137
 
テストグリッドで試してみると、こんな感じになりました。
裏地にもマテリアルを割り当てているので、テクスチャーを当てることができます。
また、この例では、マッピングをPlanarにしてます。
 
これまで、セカンドライフ用の服を作ってみましたが、驚いたのは、Blenderの機能の高さです。3Dモデリングのツールとして、できないことはない・・くらい機能が揃っていて、無料というところに驚きました。
若干操作がとっつきにくいところもありますが、ネット上には、日本語での解説もたくさんあるので、お金をかけずに3Dモデリングなどをやってみたい方に、特にオススメです。
 

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