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2016年11月22日 (火)

iClone6Pro でアクションシーンをつくる2

いきなり戦闘シーンというのも、味気ないので、その前のストーリーぽいシーンを作っています。ゲームなどでよくある、動画部分の作成です。

201611220
 
今回の動画は、IndigoRTを使います。
作品は、全部で約3000フレーム(1秒間60フレーム)ありますが、1秒間30フレームでビデオ作成しますので、約1500フレームのレンダリングになります。
 
IndigoRTを使うため、解像度もDVD相当(720×480)に落とします。
レンダリングにかかる時間は、1枚あたり約30秒として、12.5時間!となります。
今回は、1フレームあたりのレンダリング時間ではなく、サンプル数を決めてレンダしました。
 
しかし、もっと時間がかかるのが、Indigoで使うファイルの書き出し処理です。
IndigoRT用のファイルとして、1フレームごとに、全メッシュとテクスチャーを書き出します。
やってみると、1フレームあたり約1分10秒もかかりました。
これ・・・レンダリングより遅い・・・・。
 
iCloneのIndigoRTのプラグインが、この処理をするんですが、中身は、iCloneのマテリアルをIndigo用に変換します。どうやら、これらの作業にCPUパワーを要するみたいです。
ここにきて、うちのパソコンのパワーのなさを痛感しています。
 
201611221
 
IndigoRTでのレンダリングについては、各シーンにおいて、イメージ通りにレンダリングできるか、チェックが必要です。
 
上図では、所定のレンダリングサンプル数で、うまく煙がレンダできているか、逆光で画面が暗すぎないかなど・・・。
特に、薄暗いと画面のざらつきが増大しますので、ライティングを調整する必要があります。
リアルの撮影で、シーンごとに、反射板などを設置するのと、似た感じです。
かといって、iClone上でライトを多数設置すると影響が大きいので、太陽光を動かしたりしてます。
 
ということで、一気に全部レンダリングするのではなく、シーンごと(カメラごと)にファイルの書き出し、レンダリングを行ってます。これも、リアルを似た方法ですね。
 
201611222
 
レンダリング後には、PhotoShopのCamera.Rawで、ノイズの除去を行っています。
それらをビデオ編集ソフトで編集することになります。
 
IndigoRTのレンダリングは、作業時間がかかりますが、リアルな動画ができるのが、うれしいです。
GeForce GTX960程度でも、レンダリングは結構速いので、いまのところ、ネットワークレンダリングしなくても、なんとかなってますが、問題は、CPUなどパソコンの全体性能です。
 
さすがに7年前のAMD PhenomⅡX4 940では、つらくなってきました。 
・・・ということで、まだ作業中です。(苦笑

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