Genesis8 用の服をつくる(その1)
Mayumiさんのリリース待ちの間に、Genesis8 Female 用の服を作ってみたいと思います。
お題は、シンプルなホームウェアで、Marvekous Designer6.5を使って作成する流れを簡単に書いておきます。
Marvelous Designerでホームウェアを作ったところです。
アバターは、DAZ studioでエクスポートしたGenesis8 Femaleです。
このポーズは、Marvelous Designer標準のアバターとほぼ一致しますので、上図のように、aアレンジメント・ポイントなどは、そのまま使用できます。
具体的には、まず、Genesis8 Female をファイル>インポート>OBJでインポートします。
アバター読み込み指定し、倍率はcm(DAZ STUDIO)を選択します。
次に配置仮想円柱とアレンジメント・ポイントを読み込みます。
アバター>アバター編集で、配置仮想円柱タブで開き、Female_A_C...panを選びます。
同様に点タブでFemale_A_C...arrを選べば、アレンジメント・ポイントがロードされます。
同様に点タブでFemale_A_C...arrを選べば、アレンジメント・ポイントがロードされます。
この後行うモデリング作業のために、服のセンターやフチにインナーポリゴンラインをひいておくとよいです。
できた服のオブジェクトは、四角ポリゴンに変換して、DAZ Studio用にエクスポートします。
ファイル>エクスポート>OBJで、倍率にcm(DAZ STUDIO)を選択します。
アバターを除き、全パターンを選択、単一オブジェクト、統合する、薄い、統合されたUV座標、内部図形を含むにチェックを入れました。
今回は、メタセコイアにて作業を行いました。
このホームウェアは左右対象なので、センターのインナーポリゴンラインを基準に左半分を削除し、センターの頂点をX軸ゼロに揃えて、ミラー化しています。
その他、フチを盛り上げて、UVを修正、整理、マテリアル設定してオブジェクトを完成させて保存します。
フチは、なくてもよいのですが、服がより立体的に見えるので、私はよく盛り上げを行います。
できたオブジェクトは、DAZ Studio用の大きさでOBJ形式でエクスポートします。
DAZ StudioにGenesis8 Femaleを読み込み、できた服のオブジェクトを読み込みます。
読み込みは、File>Importで、DAZ Studio(1 unit = 1cmm)で行います。
Assets>Transfer Utilityを起動します。
Transfer Utilityは上図のように設定します。
今回の服は膝丈のドレスなので、Dresses Knee-Lengthを選びます。
これで服のフィギュア化が完了します。
ちなみに、ToolSettingタブのJoint Editorで見ると、このように必要なボーンが組み込まれていることが確認できます。
また、Geometry Editorでは、このように、各フェイスグループが割り当てられていることが確認できます。
これで、Genesis8 に服が追随して動きますが、少し修正が必要となります。
よくあるのが、脇の修正です。
腕を下げてみると、わきの下の変形が醜いので、Smoothing Modifierをかけてみましたが、上図のように見栄えがよくありません。
これは、脇のあたりに余裕がありすぎることが原因です。
そこで、このフィギュアは、ボツにして、モデラーで元オブジェクトの脇あたりをボディにフィットさせます。
上図ではmodoでやってますが、Blenderのスカルプでも同じようなことが可能です。
修正したオブジェクトをDAZ Studioで再度フィギュア化しました。
腕を下げて、Smoothing Modifierをかけたところ、うまく変形してくれてます。
その他、いろいろ体を動かして確認・修正していきます。
上図のように、SubDivisionにコンバートして一応完成です。
Genesis8付属のポーズをつけてみました。
おおむね動きは良好のようです。
ということで、DAZ Studioでの服のフィギュア化は、極めてシンプルで簡単です。
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