MMD用の衣装をつくってみる1
これまで、何度もMMDモーションを使わせていただいてるので、自分も何か作ってみようと思い、衣装を作るお勉強を始めました。
MMDの場合、ベースモデルに服を簡単に着せ替えできるものではなく、衣装ごとに別モデルの扱いになるようです。
したがって、服の下は何もないモデルも多いとか・・・。
服作りのためには、水着などのモデルが扱いやすいので、いろいろ探した結果、お気に入りの「東風谷早苗 ビキニ版」を使います。
なんといってもミクさんが一番有名ですが、あの長いツインテが邪魔になりそうで・・。
MMDでモデルを作るには、「PMXEditor」が必要になります。もちろんフリーです。(感謝)
それに東風谷早苗さんを読み込んだ状態です。
「PMXEditor」から、使い慣れたobj形式でエクスポートします。
服は、最近アップデートしたMarvelous Designer8で作ります。
といっても、以前作った着物ドレスですが・・・。
MMDモデルをDAZと同等の大きさで、MD8に読み込むには、約9倍にして読み込むとよいです。また、180度回転させてやらないといけません。
MD8での作業に不要な髪などは、削除しました。
MD8の新機能、リメッシュは、なかなかきれいな碁盤の目状のメッシュにしてくれます。
とはいえ、エクスポート後には、UVの整理整頓や、布のつなぎ目など、メッシュが無駄に細かいところなど修正が必要です。
この作業は、modoで行いました。お試しなので、簡単にですが・・・。
ここで、元の大きさのベースモデルでフィットさせておくとよいです。
一方、ベースモデルでは、不要なビキニブラ、おぱんつの紐を削除しました。
絞り込み表示(マスキング)でマテリアルを指定して作業に不要な部分を非表示にして、頂点選択します。
接続された頂点の選択は、「CTRL+X」です。これがなかなか分からなくて・・・。(汗
また、頂点の削除は「SHIFT+Delete」です。
このように、上半身を動かしても、服が追随していません。
ウェイトは手で全部塗ることもできますが、やはり元モデルから転送するのがよいですね。
「TransferWeights for PMX」というプラブインがありますので、使わせていただきました。
手順としては、まず、転送元モデルだけ表示して、全頂点を選択後、プラグインを起動してウェイト情報をテキストファイルに保存しておきます。
Transformビューで動作を確認してみました。
少し破けますが、おおむね服はポーズに追随しました。
ウェイトは、やはり調整が必要なようですが・・・。
実際には、細かな調整など、いろいろすることは多いのですが、作り方の流れは大体わかりました。なかなか面白いですし、すべてがボランティアのフリーというところが、素晴らしいです。
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