MMD用の衣装をつくる2着目4
物理袖についてです。
今回の衣装も、以前の記事と同様に「曲面自動設定プラグイン」を使用させていただいてます。
曲面設定の分割数も同じく、横方向3、縦方向8で作成しました。
できあがった剛体は、こんな感じです。
調整した結果がこちらです。
最上部のジョイントの接続剛体は、右腕、右ひじ、右ひじで以前と同じです。
しかし、条件が違うようで、前回どおりの設定ではうまくいきませんでした。
試行錯誤の結果は、腕側の2つのジョイントのみ制限値初期化し、かつバネの回転パラメータを100にしています。
バネを強くすると、プルプルが止まるのだそうで・・・。(;^_^A
また、物理で動かない袖の腕部分のウェイトにも問題があり、ウェイト調整が必要でした。
ウェイト調整の方法を2つ書いておきます。
1つ目は、PMXエディタ標準機能で、腕を曲げた状態でウェイトペイントを行う方法です。
「変形状態に同期したウェイト/UV描画機能(変形同期)」機能です。
PMXエディタ作者のこちらのページを参照してください。すごいです。(感謝)
やり方は、Tranformビューでポーズをつけた状態で、PMXビューで「塗」をクリックします。
「開始」ボタンの右端にある「+」を押して「有効」「変形形状取得」を押すて、PMXビューをクリックすると、ポーズを反映します。
なお、塗るには、「ウェイトUV描画」にします。(私がつまづいたところw)
塗り終わって、「有効」を外すと反映されます。
2つ目の方法は、闇鍋プラグインの「ウェイト調整用フォーム機能」を使う方法です。
役立つプラグインがたくさんあって、すばらしいです。(感謝)
編集>プラグイン>「VERTEX」ウェイト調整で、起動します。
Transformビューでポーズをつけて、修正した頂点を選択します。
「1頂点選択」、「2頂点取得」で、選択した頂点のウェイトを表示します。
なんと、スライダーでウェイトの調整ができます。すごいですね。
値を変更したら、「Transform view更新」で反映します。
細かくウェイトを調整するのにとても便利です。^^
ということで、肘を曲げたときに袖が袖を突き抜けるなどの問題を、ちまちまと修正しました。
また、ジョイントの角度なども修正しました。
後につづきます。(;^_^A
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