MMDのモーションを作ってみる3
初めて長編のMMDモーションを作るので、悪戦苦闘しました。
まず、iCloneで作成したモーションをbvhにして持ち込んでいるため、全フレームにキーフレームが打たれています。
これを削減するには、みなみむき様の「MMDKinectReduction」というツールがとても便利です。
iClone7 Curve EditorではOptimize、POSERではリサンプル・分析と同様の機能です。(すごい!)
みなみむき様のツールには、さらに、キーフレーム間をなめらかにする「補完もまろやかMMD」というツールもあります。
こちらも最後の仕上げに使わせていただきました。(感謝)
さて、MMDでモーションをEditする時につまづいたところをメモしておきます。
一つ目は、キーフレームの列削除です。
MMDではタイムラインでKキーで1列削除になります。逆の挿入はIキーです。
複数列を一気に削除できないか、探しましたが見当たらず・・・。
見つけたのが、タイムラインの拡大縮小です。
このように、0~1000列を10分の1にしてくれるので、あとはKキー連打で簡単に削除できます。
データ量の違いもありますが、DAZ Studioでは気の遠くなるような時間がかかったりします。
この反対の列挿入も迅速にできます。
二つ目は、複数キーフレームのコピペの方法です。
どうやら、MMDでは1フレームのみコピペできるようです。
困ったのが、曲の1番のモーションを作り、2番にコピペするなどの場合です。
これには、MMDのモーション読み込みを使う方法がありました。
例えば、1番のモーションのみ書き出しておき、1番の終了フレームでそれを読み込めばOKです。
他にも方法があるのかもしれませんが・・・。(^^;
MMDでは、列の範囲指定が簡単にでき、削除処理もすばやいのでこんな作業も楽々です。
さて、モーションの配布では、どのボーンを使用するかも、課題でした。
MMDでは、シンプルなボーンから多段ボーンを使っているモデルなど様々です。
今回のモーションは、簡単なものなので、最低限のボーンで動くようにしました。
例えば、足のモーションは、右足左足のIKのみで、つま先データはありません。
以上で、モーションが一応完成したので、ニコニコ動画のこちらにアップいたしました。
なお、MMD用のモーション配布もそこで行っています。^^
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