着物ドレスを作ってみた3
とりあえずブーツが形になったので、着物ドレスの作成に戻ります。
MD8で作成した着物ドレスを手直しして、DAZ Studioにインポートしてフィギュア化しました。
以前の記事に書きましたが、袖をきれいにシミュレーションできるように、後ろに袖を配置しました。
袖の長い着物などをTransfer Utilityでフィギュア化した場合に問題になるのが、これです。
Tool Setting>Geometry Editorで見ると、例えば、hipが袖にも配置されてしまっています。
その他、abdomenやchestなども配置されています。
これを直していきます。
右袖に設定されたhipをrShoulderに直してみます。
最初にhipを選択します。Select by Face group>Hipで指定します。
選択した中から袖以外のSurfaceをDeselectしていきます。
選択が袖のみになったらAssign To Face GroupでrShoulderにアサインします。
その他、直接ポリゴンをマウスでドラッグして、その範囲をFace Groupにアサインすることもできます。
細かいところは、こちらの方法がお手軽です。
Face Groupを直しても、腕を上げると、こんな風になります。
そこで、ウェイトマップを修正します。
Tool Setting>Node Weight Map Brush にして作業します。
上図では、左袖を修正しています。
最初に右クリックでGeometry Selection>Select By>Surface で左袖のみを選択します。
こういう作業があるので、あらかじめ右袖、左袖でSurfaceを分けてあります。
選択した箇所を、Invert Selectionで反転します。
Geometry Lockingで、誤ってウェイトペイントしないようにロックしました。(^_^;)
Visible/hideでうまくいくかは、よくわかりません。
lShoulderをペイントしていきます。ペイント途中は、非常に気持ち悪い・・・・。(・_・;)
すでに設定されているlForearmをなるべく避けて塗ります。
境界部分は。スムースブラシで適当にぼかすとよいですね。
セカンドライフでウェイトペイントを結構練習したのが、役に立ってます。^_^
ウェイトマップの修正も一応終わったので、腕を動かしてみているところです。
この着物ドレスは、dForce専用にするので、ウェイトマップの修正をしなくてもなんとかなるのですが、シミュレーション前のポーズを付けたりするので、基本的な調整をしておきます。(^_^;)
DAZ StudioのTransfer Utilityで付けられるウェイトは、大変優秀なので、このような着物以外では脇を少し手直しするくらいです。
dForceの服の場合、どのくらいまでやればよいのか、DAZ社さんに聞いてみたい気もしますが・・・。(^_^;)
つづきます。^_^
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