着物ドレスを作ってみた12
前回記事から、FBMを作っていたんですが、非常に難しい作業でした。
やはり、最初の形状を元にFBMを自動作成するため、肩出しモーフにも対応するのは無理がありました。
ということで、肩出しモーフをあきらめ、肩出し着物として再作成することにしました。
通常の着こなし着物ドレスはすでにDAZとかにありますから・・・・。(^_^;)
さて、今日は、マイナス付きFBMの対応方法をメモしておきます。
DAZ Genesis8 FemaleのFBM/RealWorldの中に、BodySizeやHeightなど、マイナスが使用できるFBMがあります。
これがやっかいで、プラス100%に対応しても、マイナスになると破けてしまうことがよくあります。
ここでは、Height-100の例を取り上げます。
Heightを-100にすると、袖の表裏が重なってしまっているので、これを修正します。
最初に、FBMHeight-100というモーフを作成します。
このモーフが、Genesis8のFBMHeightがマイナスの時だけ連動するようにERCを組むという方法です。
デフォルトに戻して、左側の「PropertyHierarchy」を開き、作成したFBMHeight-100モーフを見つけます。
右側のParametersタブはEditモードにして、Genesis8のHeightスライダーをControllers>1st Stage にドラッグアンドドロップします。
次にScalarの値は、マイナスの時のみなので、「-1」とします。
ちなみに、BodySize-50%のときは、「-2」です。
なお、Save With FBMHeight-100は、このモーフにERCが保存されるということです。
一方、FBMHeight-100モーフのParameter Settingは、Use Limits にチェックし、Min を「0」とします。
これで、値がマイナスの時は、作動しなくなりました。
動作確認したところ、うまく動いています。
ERCの作成方法については、随分昔のToufuさんの解説を元に書きました。(感謝)
二転三転して遅くなりましたが、これで順調にFBM作成作業が進みそうです。(^_^;)
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