dForce Pretty Kimonoのシミュレーション例
dForce Pretty Kimonoのシミュレーション例を、書いておきます。
最初にデフォルト・ポーズでPretty Kimonoを着用します。
この時点で、FBMを適用してBodyが着物からはみ出ないようにすることが重要です。
Fitモーフなどで調整します。
ちなみに、対応していないFBMでは、袖が頂点交差する場合があります。
この場合は、Fix Sodeモーフで修正します。
この例では、dForce Modifier Weight nodoをペイントして、着物の右肩を落としてみます。
SceneタブでdForce Modifier Weight nodoを選択します。
Tool SettingタブでNode Weight Map Brushを選び、Influence Weightsを選択します。
ペイントブラシで右肩付近を赤く塗りつぶします。
赤は、dForceの影響大、青は影響が減少します。
ブラシは、通常赤く塗りますが、Altキーを押しながら塗ると青く塗ります。
ぼかす場合は、右横のスムースブラシを使います。
アニメーションタブを開いて、20フレームに移動して、ポーズを適用します。
dForceシミュレーションは、アニメーションを使う方が、細かい調整もでき、安定度も増します。
ちなみに、胸の大きなキャラの場合、最初のフレームはデフォルトにして、例えば10フレーム目で大きさを戻すというやり方もできます。
着物のSurfaceタブを開いて、dForceの設定の中で、Frictionを最低にします。
これで、摩擦が最小になり、着物がずり落ちやすくなります。
最初のフレームに戻り、図のようにシミュレーションを設定します。
設定が終われば、シミュレーション実行します。
シミュレーションが実行されました。うまく着物の右肩がずり落ちました。
このあたりは、試行錯誤が必要になるかもしれません。
Pretty Kimonoの帯の結び目は、小道具扱いでHipにペアレントされています。
また、シミュレーションの対象となっていません。
必要に応じて、位置を調整してください。
ポーズやシミュレーションによって、着物が破けたりした場合、Actor>adjustmentsにあるFitモーフにて修正してください。
ということで、こんな感じにシミュレーションできました。
Pretty Kimonoでは。帯を取り外しできますので、着物だけでシミュレーションも可能です。
dForce Magnetを使うとさらに自由度が増すと思います。(^o^)
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