DAZ Studio Filamentを使ってみました
DAZ社サイトのメンテナンスが終わったら、今度はDAZ Studioが4.14になり、Filamentが実装されました。
DAZ Studioでの動画作成の大きなネックとなっていたのは、いうまでもなくレンダリング時間です。
しかし、Filamentの実装により、リアルタイム・レンダリングが可能になり、動画を作りやすくなったわけですね。
ということで、DAZのチュートリアルを見ながら、早速、動画を作ってみました。
モデルは、Manamiさんで、写真集と同じClassic Bikiniを着用してもらってます。
アニメーションということで、軽いKinley Hairにしています。
ダンスのアニメは、以前の動画にも使用した、aimateに付属してたものです。
さて、Filamentですが、現時点ではDAZにFilament用のskinなどが売られています。
しかし、初めてなので、自力でマテリアルをそれらしく調整してみました。
全般的に反射が強すぎるような印象で、問題なのが髪のトランスペアレントです。
反射が強すぎるのと透過が強すぎて、地肌が透けてしまいます。
DAZ to Blenderでも同じような現象がありました。
Blenderの方は、レンダリングの設定で、前から順番にするなど変更が可能でしたが、Filamentでは見当たりません。
そこで、反射を極力抑えて、黒髪にしたところ、ある程度見れるようになりました。
この点は、これから改善してほしいところですね。
アニメーションなので、Kinley Hairはシミュレーションで動かしています。
背景は、前記事と同様、sIBL Archive - HDR Labs Tropical Beachです。
胸を揺らしたかったのですが、DAZ Studio 4.12で使用できていたBreasts Fhysical は動作しませんでした。(残念)
アップロードしたYoutubeは、こちら。
« Venus smile for G8Fリリースされました | トップページ | DAZ Studio で真夏のレターレインボー »
「DAZ Studio」カテゴリの記事
- Maya Redshiftマテリアルに変更する その3(2022.03.06)
- Maya Redshiftマテリアルに変更する その2(2022.03.06)
- Maya Redshiftマテリアルに変更する その1(2022.03.05)
- MayaとRedshiftでHDRIを使う(2022.03.05)
- MayaとRedshiftでレンダリング(2022.02.21)
「DAZ Character」カテゴリの記事
- DAZ Studio Filamentを使ってみました(2020.11.12)
- Manamiさんが、リリースされました(2020.11.06)
- Manamiさんで写真集2(2020.11.06)
- Manamiさんで写真集の表紙を作ってみた(2020.11.04)
- Genesis 8 Maleを使ってみた(2020.10.27)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« Venus smile for G8Fリリースされました | トップページ | DAZ Studio で真夏のレターレインボー »
なかなかいいですね。
これがリアルタイム・レンダリングでできるとなると、iCloneでつくるよりも短時間でつくれますね。
iCloneはものによっては結構時間がかかる時がありますから。
ただ、DAZのモーションは、色々買いましたが、使いたいものがあまりないです。
投稿: 月川拓海 | 2020年11月12日 (木) 19:50
月川さん、コメントありがとうございます。
Firamentは、まだリリースされたばかりで、髪の毛など、これからまだ改善されるのを待つ必要があります。
ちょっとした短い動画なら、お手軽にできるのがよいかもですね。
本格的な動画を作るには、動画作成専用ソフトであるiCloneの方を使おうと思いますが・・・。
DAZ Studioで問題なのが、月川さんのいわれるとおり、アニメーション・コンテンツです。
iCloneなどでは、多くのモーションデータをコンバートして使えますが、DAZ Studio、特にGenesis8ではうまくコンバートできませんでした。
しかし、アップデートされた DAZ to Mayaでは、Mayaで作成したモーションをDAZにインポートできるとのこと。
うーん、Mayaやはり欲しくなります。
Blenderからも、インポートできるようにしてもらえるとうれしいのですが・・・。(;・∀・)
投稿: kobamax(管理人) | 2020年11月12日 (木) 21:28