dForce Hairのシミュレーションについて
今回は、Manami Hairのシミュレーションについての記事です。
Manami Hairのストアページ下部に、Youtubeのアニメーション動画を掲載しています。
この中のダンス動画の作り方を説明します。といっても、非常に簡単なのですが・・・。
最初にフィギュアをロードします。
この例だと、Manamiさんに服を着せて、Manami Hairを被せています。
ちなみに、dForce 服でシミュレーションする場合は、髪と同時でも可能です。
髪と服が干渉して爆発する場合などは、髪を非表示などとし、先に服だけシミュレーションします。
その後、服のFreeze Simulation をONにして髪のみシミュレーションするとよいです。
こちらの記事を参照してください。
こちらのダンス・アニメーションを適用します。
結構長くて、141フレームありました。
髪を大きく揺らすため、Simulation Setting>Stiffness 0.70を適用しました。
このくらいが、通常使いやすいと考えて、アイコンにしています。
最後に、シミュレーションのセッティングです。
開始フレームで、髪がボディと干渉してると、シミュレーションがうまくいきません。
そこで、Start Bones From Memorized Pose をONにしています。
それから、Frame To Simulate を Animatedにします。
その他は、少しシミュレーションしながらお好みで設定します。
私の非力なパソコン(Core i-6500,GeForce GTX960)だと、シミュレーションに25分かかりました。
最近のハイエンドパソコンでは、もっと短い時間で可能でしょう。
シミュレーションが終われば、Movieなどで書き出して、動画編集ソフトでスローにしました。
Manami Hairに、2種類のスタイルを追加しました。左右なので、実質1種類ですが・・・。
髪を耳に掛けるタイプです。
Strand-Based Hairの制約もあり、前髪を耳に掛けることが少し難しいので、こんな感じのスタイルになりました。
よかったら、使ってみてください。
ファイルは、こちらです。Addonに上書きしてください。
Addonモーフは、DAZ製品版のReset Allではリセットされませんので、個別にリセットしてください。
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早速のアドオン対応ありがとうございます。
自分のところでは綺麗に耳が出ております。
TV流し見して、女性タレントやアナウンサーの髪形見ながらシュミレーションしております。
投稿: airstone | 2021年8月17日 (火) 19:36
airstoneさん、イメージが少し違ってたら、すみません。
ちなみに、例えば、Manami HarBaseのStyle06というモーフは、実際には、Manami Hair FrontのモーフStyle06 FとManami HairBackのモーフStyle06 Bを連動して動かしています。
HeadのShapeにもよりますが、Style06 Bのスライダーを調整することで、耳の出具合を調整できます。
ご存知かもですが・・・。(^_^;)
女性タレントやアナウンサーの髪型・・・・よいですが、CGで実現は、なかなか難しいですね。
投稿: kobamax(管理人) | 2021年8月17日 (火) 20:17
モーフを個別に調整してもいけるのですね(^^;)
耳の中の凸凹形状に髪が食い込んでくるのは、およそ想定の範囲内なので
シュミレーション後に耳をやや前に持ってくるとか、アングルを立てる事でなんとかなりそうです。
静止画ではシュミレーションでの髪の動きが物足りない感じなのでStabilzation Timeを長くしています。
何より軽いので色々試すことが出来るのがとてもうれしいです。
投稿: airstone | 2021年8月17日 (火) 21:52
airstoneさん、なるほど、耳を動かす方法もありですね。
シミュレーションですが、Bodyになじませるには、思ったより時間がかかるように思います。
airstoneさんのように、Stabilazation Timeを長くとるとか、animate でシミュレーションするのがよさそうです。
投稿: kobamax(管理人) | 2021年8月18日 (水) 12:32