「DAZ Studio Filamentを使ってみました」解説
Youtubeの動画のコメントで、リクエストがありました。
「DAZ Studio Filamentを使ってみました」の解説を記事にします。
この動画は、DAZ StudioにFilamentが実装されてすぐに作成しました。
このため、現在と少し変わっているかもしれませんし、設定値などは、自己流です。
ちなみに、DAZの製品で、こういうものもありますので、ご参考にしてください。
最初にHDRIライティングの主な設定です。
Environment Mapは、sIBL Archive - HDR Labs Tropical Beach を使用しています。
Environment Scene:Dome and Scene
Dome Mode:Finite Sphere
Draw Dome:On
Tonemapper Optionの設定です。
Exposure Value:14.10
これは、HDRIが明るすぎるからですが、Filament Draw OptionのEnvironment Intensity Scaleで調整する方がよいかもです。
次に髪の設定です。
髪は、Kinley Hairを着用して、色はBlackを適用しました。
Filamentでは、透過マップを使用した髪が透けてしまうという問題があります。
このため、黒などの濃い色に変更して、反射を抑えて使用しました。
他の方法としては、透過マップを使用しないStrand-Based Hairなどを使う方法もあります。
Base Color:0.45 0.45 0.45
Glossy Layerd Weight:0.00
Top Coat Weight:0.00
LineaPointLightを追加して使用しました。
デフォルトでは光量が足りないので、大幅に上げます。
Luminous Flex(Lumen):150000
使用したアニメーションは、DAZ Studioに同梱されている「idle dance in place-g8f」です。
このアニメーションは、animateの形式ですので、animateタブに追加して、Bake to Studio KeyframesでTimelineにベイクします。
私の場合、有料のaniMate2なので、見た目が少し違うかもです。
胸を揺らすには、3D Universe の Spring Dynamics を使いました。
G8FのLeftおよびRight Pectoralを選択して、このようにApply Efectします。
Kinley Hairは、dForce シミュレーションで動かしています。
矢印から Create>New dForce Modifier Weight nodeで、Influence Weightsを追加します。
デフォルトでは、前髪あたりが揺れすぎるので、上のように青い範囲を増やしました。
以上、動画の解説でした。(^^)
Filamentは、髪の問題さえ解決できれば、リアルタイムプレビューとしては、かなり良いです。
どちらかというとリアル系なレンダリングですね。
えーと、DAZ Studioでもし、セル画を作るとしたら、こちらの過去記事が参考になるかもしれません。
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