PoserPro2014 Morphing Tool を使ってみた
Poserのモーフパテは、モーフを作るツールですが、服などの破けに使えそうで使えませんでした。
というのも、ペイントの加減が難しいとか、パーツをまたがって使用できないとか制限があったからです。
しかし、PoserPro2014のMorphing Tool は、かなり使えそうです。
今回の素材には、ウェイト・マップV4を使いました。
実は、初めて使ったのですが、V4のモーフやテクスチャーがそのまま適用できますし、関節などの曲がり具合はなかなかよいと思われます。
V4の服についても、WMV4を作成するスクリプトで同様に変換できます。
しかし、今回のビキニの様に若干破けたりします。
そこで、この破けを修正します。
まず、ツール・アイコンでMorphing Toolを起動します。
Create Tabで、新機能のTigten Fitを使います。
破け修正には、これまではPull を使うのですが、これがなかなか加減が難しい・・。
Tigten Fitは、以前の記事に書いた、Fitting Roonの機能のマニュアル版みたいな感じです。
Goalに、WMV4を選び、Pokethough Margin(V4と服の隙間)に0.0020を設定します。
そして、ブラシで少しなぞると、破けを修正できます。
服が見えてるところからなぞる感じで行うとうまくいきます。
ちなみに、新機能としては、ゆったり目に修正するLoosen Fit、服にドレープ効果を作るSagというのもあります。
DAZ StudioのSmoothing Modifierが、完全オートなのに対して、こちらはマニュアルという感じですね。
さて、破けが直りましたので、Smooth ブラシで、なめらかになるように修正します。
何度か、ブラシでなぞるとうまくいきます。
ちなみに、これらのブラシはパート間をまたがって適用できるので、便利です。
修正は、カスタム・モーフとして作成されます。
修正がうまくいかない場合、Restoreブラシをかけると、元に戻ることができます。
ちなみに、修正を自動で行いたい場合、Fitting Roomで自動的にフィットさせた小道具を無理矢理作っちゃうという手もあります。
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